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ターリーの事と、最初は「欧風ミールス」だった話と、料理の進化とか、しゃべくり店主。

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※こちらのページは、「★3周年Special★伊勢海老!牛タン!【欧風ターリー】」の記事内に書ききれなかった補足のページです。

ターリーとは?

ターリーは、大きな銀色のプレートに、数種のカレーや、副菜、チャトニ(辛味や酸味、香り等がついたペースト)、ライス、インドのパン等が盛られています。
インド料理店やカレー専門店などで見た事がある方もいらっしゃると思います。

北インドのターリー
引用元:たびこふれ

プレート上のものを少しずつ混ぜたり、最後には全部混ぜたり、自分好みの食べ方ができる楽しい料理です。

みーな
みーな

「シェフが完成させた料理」を食べるんじゃなくて、自分で作り上げていくのか!
めっちゃクリエイティブ!!

そうなんです。日によって、カレーや副菜の内容が違うお店も多いので、「その日その瞬間その人にしか味わえない味」なのです。

ちなみに、「ターリー」は主に北インドで食べられています。
南インドの「ミールス」や、ネパールの「ダルバート」も、混ぜておいしいプレートですね。

ターリー、ミールス、ダルバート、それぞれ違いがあるんですが、詳しい説明は割愛します(>人<;)
わかりやすく説明されてる記事は他にたくさんあるので、今日は僕の気持ち的な事をお話させてください…!<(_ _)>

最初は「欧風ミールス」と呼んでいた

近年、日本で「ミールス」って言葉がとても広がっていますね!
ターリーよりミールスの方が周知されている気がするし、最初は「欧風ミールス」って名前にしようと思っていたんです。

ただ、今回のスペシャルプレートの内容はどちらかと言うとターリー…。
ただでさえ「欧風」でインド料理ではないし、ターリー寄りなのにミールスを名乗る…なんか混乱するかも(・∀・;)と思って、素直にターリーにしましたᐠ( ᐛ )ᐟ

ちなみに、「ミールス」と言いつつ「ターリー」っぽいのを出しているお店もありますね!

店主
店主

僕は肯定派でーす!

わかりやすい名前を付けて出したり、日本人向けにアレンジしたりすると、「本場は違う!!」と仰る方もいらっしゃいます。
気持ちはわかるんです。本場を知って本場を愛するほど、リアルなものを日本でも伝えて欲しい、リアルを食べたいと思いますよね。本場の味が大事な事ももちろん理解しています。

ただ、料理は、時代や各国の文化とともに進化していくものです。
アレンジや進化が何重にも重なって、今の多種多様な料理があります。

ピザなんかは、イタリアから他国に渡り、本場とは違う生地感や食べ方が登場しました。
ナポリタンは、イタリアンっぽい顔してるけど日本生まれ。パスタが変化して、進化して、ナポリタンが生まれています。

何が言いたいかと申しますと。
お客様と一緒に、料理の進化を楽しんでいけたら嬉しいな、という事です(//∇//)

今日オレめっちゃ喋るやん。

試作していたままのテンションだからか、しゃべくり店主になってます。

店主
店主

「オッサン話長い」は禁句だよッ!約束だよッ!

さて、進化とか大それた事言っちゃいましたが。
僕自身いろいろな事に挑戦したいという思いがあり、この3年間「月替わり」で様々なカレーを提案して参りました。

それは、俗に「スパイスカレー」と呼ばれるものが多く、欧風カレーとは真逆の料理。
時には初めて扱う食材や、スパイスがあったり。初めて挑戦する調理法があったり。

店主
店主

パンダンリーフ(ハーブ)を初めて使った時は、見た目は笹なのに和菓子みたいな甘い香りが出て驚きました!

みーな
みーな

ヒング(スパイス)も、そのままだと臭いけど、テンパリング(油で香り出し)したらめっちゃ香ばしい良い香りになってた!

店主
店主

知れば知るほど、世界にはまだまだ知らない料理・調理法が山ほどあると思い知らされます!

このような、「月替わりカレー」を考える中で学んだ事は欧風カレーにも生かされています。
まったく異質なカレー同士が、こうしてどこかで繋がっていっている。

この繋がった線を、3周年という節目に表現できたらと思いました。

「西洋のコース料理」に「欧風カレー」を組み込み、「ターリーの自由なクリエイティブさ」を加えたらどうなるか。というところから、「欧風ターリー」ができました。

3年間の集大成、「3周年Special★伊勢海老!牛タン!【欧風ターリー】」。
どうぞお楽しみくださいませ٩(*´꒳`*)۶