3月のカレー「ホエー豚の角煮とマサラたまごの、スリランカカレー」

ブログを始めて1年がたちました！
つたない文章をあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます！(T^T)
２年目もゆる～く楽しく続けていく所存の店主です、こんにちは！

さて、今日は3月のカレーのお知らせです。
３月のカレーは、どどん！

スリランカと日本

みーな

スリランカってどこだっけ…

スリランカはインドの南にある島国で、海産物が豊富な国。
そしてセイロンティーなど、紅茶が世界的に有名ですね！

みーな

アーユルヴェーダも有名な所だ！

日本から遠いスリランカですが、実は共通の文化があります。

それが「かつお節を使った料理」。

和食文化のイメージが強い鰹節ですが、なんとスリランカ近辺(正確にはモルディブ)の方が歴史は古いのだとか。鰹の品種や作り方、使い方に違いはありますが、驚きの共通点ですね！

スリランカ版の鰹節は「モルディブフィッシュ」と言い、調味料のように使ったり、出汁に使ったり、おかか和えにしたりします。
月替わりカレーでお出汁を使用する事が続いていたので、鰹節つながりでスリランカカレー！面白いかも！と思い選びました。

スリランカカレーをリスペクト

スリランカのカレーは、モルディブフィッシュやココナツを組み合わせ、具材は主に魚介類やマトンを使用します。そして、パンダンリーフ、カレーリーフというスパイス(ハーブ)が使われる事が多いです。

みーな

現地では、パンダンリーフを「ランペ」、カレーリーフを「カラピンチャ」って言うらしい！

今回は、らんらんルー初のパンダンリーフを使用したり、モルディブフィッシュ風に鰹節を使用したり、スリランカカレーをリスペクトしつつ試作を開始。
具材は魚介にしようかと思ったのですが、パンダンリーフのエキゾチックでさわやかな風味と豚肉が合いそう！と思い、日本人に馴染み深い角煮を合わせる事にしました。

店主

本場のスリランカカレーはスパイシーですが、本場よりは控えめな辛さに仕上げています！

みーな

辛いの苦手な方には、ちょっとだけ辛いかも…？です！

ホエー豚の角煮と、マサラたまご

「ホエー」とは？
日本語で乳清といいます。
チーズやヨーグルトを作る時に出る水分の事です。
ヨーグルト開封したらちょろっと上澄み出てきますよね？アレです。ホエーは、「飲む点滴」と言われるほど栄養素が豊富なんですよー！

みーな

ほえ～！！

店主

恥ずかし気もなく言えるアンタを尊敬するぜ

ホエー豚とは、「ホエー」を与えて飼育された豚の事。
ホエーで育った豚は、肉質が良く柔らかく、臭みが少ない、脂に甘味があるのが特徴です。
その中でも、今月はイタリア産ホエー豚を使用します！

店主

イタリア産ホエー豚は、世界三大生ハムのひとつ「パルマプロシュート」の為に作られた品種です！

脂身たっぷりのトロトロ角煮も美味しいですが、今回はカレーのメイン食材となるので、「トロトロすぎない、胃もたれしない、しっかりおかずになる角煮」に仕上げています。

マサラたまご
豚の角煮のお供に半熟卵があるとテンション上がりません！？
以前の月替わりで「スパイス煮卵」をご提供しましたが、その時から超絶レベルアップしたマサラたまご！(店主調べ)
そのまま食べても、崩してカレーと混ぜても美味しいです！

副菜

・菜の花とフレッシュ野菜のサンボル
サンボル＝和え物。ライムで和える事で、カレーに適度な酸味と苦味を加えてくれます。

・おかかのポルサンボル
ポルサンボルは、スリランカ料理にもよく登場します。

・レンコンのアチャール
おなじみのアチャール。

・ダルマサラ
汁気少なめの豆カレーを添えました。お豆の自然な甘味がカレーの旨味を引き立てます。

店主

今までの月替わりとは少し違う味わいのカレーです！

みーな

角煮だし重いのかなー？と思いきや、サラサラっと食べられました！
おすすめトッピングは炙りチーズ！

テイクアウト、デリバリーOKです！
３月もお待ちしております♪